FC2ブログ
   
スケルツォ倶楽部 
Club Scherzo
 ⇒ 最新ページ

          ⇒ 全記事タイトル ずらりと一覧
ピアノのある部屋
名盤CDの“名演” を “生で” 再現してくれる
自動演奏ピアノ “ライヴ・トランスフォーマー®”



 “スケルツォ倶楽部発起人です。
 先週 木曜日のこと。仕事から疲れて帰宅すると、国内大手某楽器メーカーの広告がプリントアウトされ、これ見よがしに テーブルの上に置かれているのを 見つけました。
 どれどれ、“ライヴ・トランスフォーマー®” なる、ピアノに装着する 何か興味深い機器についての説明らしい・・・


ホロヴィッツリヒテルギレリスベネデッティ=ミケランジェリグルダブレンデルアルゲリッチキーシン

古今東西の偉大なピアニストが あなたのご自宅を訪れ 客間のピアノを “生で” 奏でます。

ご自宅のピアノに取り付けられた弊社自慢の最新機器“ライヴ・トランスフォーマー®”のトレーに 生演奏でお聴きになりたいCDを一枚、あなたは セッティングするだけ・・・。

さて、今宵は どの音盤になさいますか?

ああ、やはりグレン・グールドの「ゴールドベルク変奏曲 」 - それも1955年録音(CBS/ソニー)盤を 選ばれましたか、とても良いご趣味ですね。
スケルツォ倶楽部 グレン・グールド バッハ ゴールドベルク変奏曲1955 ピアノのある部屋
 ライヴ・トランスフォーマー® 内蔵の特殊スキャナが、直接ソニー・クラシカルCDから演奏データを読み取るプロセスに 4分33秒ほど要するものの、その間 どうぞ アペリティフでもお召し上がりになって しばらく寛(くつろ)いでお待ちください。

さあ、間もなくグレン・グールド自身が、あなたのピアノの鍵盤を叩いて「ゴールドベルク変奏曲」を“再現”する音を お聴きになれます。どうぞお席に着いてください。

・・・どういうこと? と、思われるでしょう。もちろん ひと昔前の未熟なシーケンサー・システムなどとは異なります。
弊社の全く新しい発想に基づく機器ライヴ・トランスフォーマー® は、一枚の音楽ディスクから たとえば1955年にグールドがレコーディングした時の全ての音情報を精巧緻密に読み取るのです、それも瞬時に。

スキャニングは 一つ一つの音符に関し 音程や音価はもちろん、音量の強弱、アーティキュレーション、打鍵や離鍵の速さ、ペダルの動きに至るまで あらゆる情報を解析/記号化し - その詳細な演奏データを 機器が取り付けられたピアノ内部に準備されたメカニカルに発信、鍵盤が正確に楽器を鳴らすことによって CDに収録されていた歴史的な演奏を そのまま“生で再現”してみせるのです。
 
名演奏家が弾いたとおりに 寸分の狂いもなく、正確にハンマーがピアノ線を叩いて“名演”を紡いでみせるライヴ・トランスフォーマー® による “再現”は、20世紀初頭の紙ロールを用いて音楽を記録/再現していた「自動ピアノ」の遥か未来形と言って良いと思います。
バックハウスWilhelm Backhausルービンシュタインゼルキングレン・グールドヴラディーミル・アシュケナージマウリツィオ・ポリーニクリスティアン・ツィマーマンポゴレリチ

この技術を備えた最新機器ライヴ・トランスフォーマー® の性能をもってすれば、名ピアニストの演奏を自宅に居ながらにして “生で” 体験できるばかりか、今や蓋を開けて鍵盤を鳴らしてみる機会も減ってしまった(かもしれない ? )あなたのピアノの 楽器としての価値を 今一度高めることが出来、さらに、あなたがコレクションされている一枚一枚の音楽CDも その音素材を音源の情報として活かせるがゆえ そこに新たな価値を発見することができるでしょう。

音楽を愛する人々に、ご自宅にピアノを保有されている人々に、お奨めします。

ライヴ・トランスフォーマー® あなたも 一台 いかがですか?

いよいよ 2021年 4月発売予定、ご予約受付中 -

                             ( 必ず 最後までお読みください )



   「・・・って、コレ 何だか 物凄く良さそうだなあ 」

   「今 話題のライヴ・トランスフォーマー® よ 。先週ネット広告で見つけてさ、アナタもきっと興味ありそうだなと思ったから プリントしておいたんだ 」

   「10年くらい前にソニー・クラシカルがレコーディングしたZenph(ゼンフ)スタジオ・パフォーマンスの試みの普及版とでも言える感じだな。そう言えば、当時もグールドの『ゴールドベルク~ 』が使われていたっけ 」
グールド J.S.バッハ ゴールドベルク変奏曲 Zenph グレン・グールド J.S.バッハ ゴールドベルク変奏曲 Zenph
   「ああ、あったわね。グールドのパーフェクトな演奏情報に基づいているから、“リマスタリング”でもなく、“復元”でもなく、もちろん “録音”でもない、正確な“再演”だと。バイノーラル・ステレオでもレコーディングし直され、これを再生した演奏を ヘッドフォン通して聴くと グールド自身がピアノの椅子に座った場所で“”を聴けるという、凝りに凝ったこだわりも楽しかったね 」

   「このライヴ・トランスフォーマー® って、実際に家(うち)にあるピアノが鳴るんだろう、たとえばホロヴィッツ1965年のヒストリック・リターンのライヴ盤をスキャンしたら、オリジナルのカーネギーホールではスタインウェイだったのが、この居間にあるヤマハ・アップライトが鳴るわけだw 」
スケルツォ倶楽部 1965年 カーネギー・ホール ザ・ヒストリック・コンサート ホロヴィッツ1965ヒストリック・リターン CBS-SONY
   「盛大なミス・タッチもそのままで。ホール環境から受ける影響や 再生に使われるピアノのメーカー毎に異なる微妙な個品性能などは ライヴ・トランスフォーマー® が 補正してくれるんだって。凄くない? 」

   「あ、もしかして 楽器の調律も合わせてくれるのかな? 」

   「そこまでは補正されないわよ。家(うち)の場合、正しく 狂ったままの音程で鳴るわけよ 」

   「グールドのハミングが再現されないのと同じ理屈なんだな 」

   「当然じゃない(笑)そもそも鼻唄は ピアノの音じゃないでしょ。かつてのゼンフZenph の時と同様、アナタみたいに 『あれがなけりゃグールドじゃない 』とかって、一体 音楽を どこで聴いているのかしら? 今回も 勘違いする人が続出しそうだけどw 」

   「もしライヴ・トランスフォーマー® を取り付けたら、家(うち)のピアノで 真っ先に聴きたいのは、やっぱりマウリツィオ・ポリーニが弾く『12の練習曲Op.10 & 25(ショパン )』だな。冒頭の第1番ハ長調、アレグロの動きに合わせて 猛烈な速さで鍵盤が浮いたり沈んだりする様子を眺めながら聴いてみたい 」
スケルツォ倶楽部 ショパン 練習曲 DG

   「ショパンだったら、若き勢いのブーニンが1985年のショパン・コンクール予選で披露した “ハンマー投げ”な遠心力のワルツや「英雄ポロネーズ」、マズルカ、それにソナタ第3番も いいよね 」
ブーニン ショパン・コンクール実況2 スケルツォ倶楽部 ブーニン ショパンコンクール3(VIC-28228)

   「グルダモーツァルトも忘れちゃイケナイな・・・ でもグルダが家(うち)の居間のピアノを弾いてくれるなら、彼の自作『アリア』なんかも ぜひ聴かせて頂きたいなー 」
グルダ_モーツァルト(amadeo ) スケルツォ倶楽部 グルダ自作『アリア』sony

   「ベネデッティ=ミケランジェリドビュッシーも きっと良いわよー。ライヴ・トランスフォーマー® を通したミケランジェリの姿なきピアノ演奏は、かつて喜多尾道冬さんが述べていた“個人が消え、形(かた)の美が残る”神秘的なミケランジェリが目指した芸術の到達点を象徴しているような気さえする・・・ 」
ドビュッシー ミケランジェリ DG スケルツォ倶楽部 ベネデッティ=ミケランジェリのドビュッシー D.G.
   「ちぇっ、小難しいこと 言いやがって 」

   「ライヴ・トランスフォーマー® は 完全予約販売だよ、ホラ 早めに申し込んでおかないとだね 」

   「そうか、でも さすがに高価だなあ。しかも全額前払いだと、ええと、振込先はどこかな? 京葉銀行-佐倉支店・・・ って、意外にローカルな口座だぞ・・・あ 」

04月01日
エイプリル・フールだ !

   「うわー やられた ! これ お前の銀行口座じゃねえか(激怒 )一歩間違ったら コレ 振り込め詐欺だろが ! 」

   「(手を叩き、爆笑しながら 走って逃げてゆく ) 」

   「(追いかける、 ころぶ )」

スケルツォ倶楽部_エイプリル・フール
スケルツォ倶楽部、過去のエイプリルフール記事
2012年04月01日 
2013年04月01日 
2014年04月01日 
2015年04月01日
2017年04月01日
2018年04月01日 


↓ 清き一票を
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ
にほんブログ村

クラシックランキング

ジャズランキング
Club Scherzo, since 2010.1.30.

関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)