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Getz Children Of The World (CBSソニー 25AP-1696 )
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午後のジャズ喫茶 「カフェ ソッ・ピーナ」から
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カフェ ソッ・ピーナのマスターは
スケルツォ倶楽部発起人 )が演じる
一人二役 」だった、という衝撃wの真相

シュローダーとルーシー

 あけまして おめでとうございます、“スケルツォ倶楽部発起人のほう )です、今年もよろしくお願い申し上げます。

 ・・・さてと、冬休みは寝正月を決めこんでいるを家におきっぱなしにして、わたしは新年明けには いつも カフェ ソッ・ピーナ へ気楽に出かける習慣です。
 最近 忙しくて、しばらく来れなかったから 今日は久しぶりだなーっ
 マスターには 思いきり大音量で、スタン・ゲッツをかけてもらおーっと。
 
 自宅から10分ほどの距離、公園そばに建つオレンジ色の雑居ビル2階、壁一面がガラス張りで明るい内装の店内は、寒い冬でも昼前から陽射しがいっぱいで暖かく、とっても快適。
 にもかかわらず、いつも店内はガラガラ(笑 )これが逆に わたしにとっては寛(くつろ)げる空間にもなっている。いつものカウンター席を独占し、音楽オタクで独身の二代目マスターが選んでくれるディスクを 先代オーナー伝承の巨大なオーディオ・セットで思いきり大音量で聴ける、この幸せ。

 しかし、ソッ・ピーナの入口ドアに掛けられたカウベルの音ががららんと鳴るのと同時に、今年は 正月から 衝撃的な驚きが わたしを待っていたのでした。

   「いらっしゃいませ 」

わたし 「はあ?・・・ (夫の姿を見て 絶句する )

    「ブレンドでよろしかったですか 」

わたし 「・・・って どうして アナタソッ・ピーナのカウンターにいるのよ。しかも なぜ敬語? 」

    「聞きたいですか? 」

わたし 「な、何を わたしに 聞かせたいの? 」


▲ シューマンピアノ協奏曲 イ短調 が 店内に大音量で鳴る

わたし 「なぜ シューマンピアノ・コンチェルト?  しかも リパッティカラヤン共演 EMI盤 ! 」

    「さすが奥さん、お耳が鋭いですね 」

わたし 「って、どうしたの ? “奥さん”とか呼ばないでよ、自分のに。 マスターは どこよ ? 」

    「ふっ・・・ 仕方ない、とうとう私の正体を 明かす時が来たようだね 」

わたし 「(叫ぶ ) やめてよ、正体とか。ウルトラセブンの最終回 じゃあるまいし 」

    「実は・・・ が、ここの店主だったんだよ ! 」

わたし 「(首を振りながら )・・・ 理解できない 」

    「ま、座ってコーヒーでも飲んで。落ち着こう 」

わたし、ブレンドを一口頂いて ハッと 気づく

わたし 「こ、これは・・・ いつもと同じ味だわ ! 」

    「気づいてくれると思っていたよ 」

わたし 「まさか・・・ 」

    「そう。実は、今まで ずっと ここのマスターを演じていたのは、何をかくそう、貴女(オマエ )の夫たる スケルツォ倶楽部発起人 だったんだよ ! 」

わたし 「(驚愕して )そんな・・・。じゃ、そ そこのメガネを かけてみて・・・ 」

、カウンターに置かれたメガネをかけ、ドヤ顔になってみせる。

わたし 「あ、マスターの顔になった・・・。どうして 今まで気づかなかったんだろ・・・ 」

    「それは無理もないさ。にナイショで 以外の男と親しく会話したいというオマエの潜在的な願望の裏には、実は であるオレのことを切実に求める心が隠れており、それゆえ変装したオレの姿を 本当はアヤシイと疑いつつも その疑念は無意識に抑圧して認めようとしなかった、変装したの姿を ソッ・ピーナのマスターなんだと、むしろオマエは積極的に 自分自身を信じ込ませてきたんだ。その代わり に対して罪悪感を覚えることはなく、楽しく親密にマスターと会話している(と思い込んで )毎度このカフェ ソッ・ピーナに通ってきては カウンター席へ座るという行為に、屈折したやすらぎを 深く感じていたんだろう? 」

わたし 「・・・めちゃくちゃな理屈なのに、深くうなづきながら聴いてる わたしって 一体・・・ 」

    「さ、もうこれからは 安心して このカウンターにお座り。ここには いつもオレがいるからね 」

わたし 「アナタ ・・・ 」

夫、黙って微笑み返す。

いつのまにか音楽は ビル・エヴァンスの「マイ・フーリッシュ・ハート 」(ヴィレッジ・ヴァンガード・ライヴ )になっている。


わたし 「ちょ、ちょっと待ってよ ! あぶない あぶない、ここ カフェ ソッ・ピーナが、わたしの抑圧された願望を満たす場所だということを、百歩譲って認めるとしても、それじゃ アナタは 一体いつから マスターに変装して わたしにコーヒーを淹れていたっていうの? 」

    「(けろりと )そりゃ 一番初めからだよ 」

わたし 「初め って・・・? 」

    「もちろん、サド・ジョーンズブルーノート盤や バド・パウエルの『パリの大通り 』について 会話していた頃からだよ(大笑 )
The Magnificent Thad Jones (Blue Note 1527) バド・パウエル、イン・パリ(Reprise)

わたし 「ええっ? それじゃ 村上春樹スタン・ゲッツについて書いた本 について、延々と わたしは ここで アナタと話していたわけ? 」
Stan Getz At Storyville Vol.2(ROOST) Stan Getz Plays_Verve Getz_Children Of The World (CBSソニー 25AP-1696 )
    「(あっさりと )そうだよ 」

わたし 「ウソー ! だってアナタクラシック一辺倒で ジャズには詳しくないはずじゃ・・・? 」

    「ああ、家では 知らないふりを していた だけだよ 」

わたし 「☆◎Дшф▽ ? ! トースターが壊れて 買い替えに行く間、わたし独りに お店を任せて 出て行ったヒトは? 」

    「もちろんオレだよ、ヤマダ電機に行った日だろう。サイケデリックフレンチ・トースト を ありがとう(笑 )
原始心母 Atom Hearts Mother

わたし 「CBSマイルス・デイヴィスのアルバム・デザインとジャケットの符牒について考察した日も? 」
Sorcerer_ソーサラー Miles in the Sky_マイルス・イン・ザ・スカイ マイルス:ネフェルティティ(CBS )
    「(黙って頷く )

わたし 「3.11後の計画停電の最中、トースターを暖房代わりにして ボブ・ドローのアルバムを一緒に聴いた日も? 」
Bob Dorough_Devil May Care (Bethlehem ) Produced by Bob Dorough_アイ・ラヴ・ニューヨーク(金子晴美 ) Bob Dorough_Right On My Way Home (Blue Note)
    「(自分を指差して 微笑 )

わたし 「じゃ、ブルーノート・レコード Tシャツわたしにプレゼントしてくれたのもアナタ?」
ブルーノート Tシャツ エンド
    「(微笑みつつ 頷く )

わたし 「あ、ここでコルトレーンの“マイ・フェイバリット・シングス”を聴きながら、豪華なモーニング・バイキングを並べてたのもアナタ? 」
My Favorite Things John Coltrane_ My Favorite Things_Atlantic

    「(もう好い加減にしろよと言わんばかりの表情で )全部オレだったんだよ。ついでに、架空の人物“マスター”を装って、けいおん! 』で 中野 梓(あずにゃん )の家は ブルーノート・レコードだらけ っていう回を書いたのもオレだし、椎名林檎(「ザ・レディ・イズ・ア・トランプ 」を唄う )の単独記事も オレの書いた文章だよ。驚いた? 」
椎名林檎 あずにゃん (3)

わたし 「あ、そうだ ! 一度だけ アナタマスターと二人だけで 会話した回があったわよね? 」

    「ああ・・・ オマエにCD-R一枚分 焼いてあげるために オマエの好きなキムタク出演ドラマの主題歌から選曲してあげた時だな 」
木村 拓哉 ロングバケーション(1996年 )スケルツォ倶楽部 木村拓哉 1996年頃
わたし 「それそれ。二人が 同時に揃って カフェ ソッ・ピーナに現われるって どうなの? 絶対に起こり得ないパラドックスじゃない ?!(鼻息を荒くする )

    「って、そんなに勝ち誇るなよ、まるで鬼の首でも とったみたいに・・・ あの回は、要するに オレフィクション記事を書いて投稿しただけのことなんだから、そもそも 登場しなかったオマエが 矛盾を突いても意味ないだろ(哄笑 ) 」
絶叫するルーシー by C.Schultz
わたし 「きーっ くやしーっ !(地団太を踏む )

   「もう降参しろよ(笑う )

わたし 「それじゃ、最後に この質問にアナタが もし正解を答えられたら、わたしにとっての厳しい現実を 受け容(い )れる 心の準備をすることにしても いいわ 」

    「よしよし、言ってごらん 」

わたし 「この喫茶店カフェ )の変わった名前、ソッ・ピーナっていう言葉の由来を、マスターを装っていたアナタは、当然 知っているわよね? 」

    「ムムッ・・・ 」

わたし 「さあ、どうしたのかしら? 」

    「・・・ 」

わたし 「やっぱり エイプリル・フールでもないのに、あたしを担ごうっていう魂胆だったのね? 」

    「違うよ、ソッ・ピーナが『美味しんぼ 』単行本の第何巻に収録されたタイトルだったか、一瞬 思いだせなかっただけだよ 」

わたし 「・・・はあ? それ、また どういう意味? 」

    「『美味しんぼ 』を 知ってる? 」
美味しんぼ ソルトピーナッツ・ストーリー-06 美味しんぼ―7
わたし 「突然ね。グルメ漫画だっけ? アニメでなら観たことある「Dang Dang 気になる」でしょ 」

   「ソッ・ピーナの店名は、かつて オレが愛好したコミックス美味しんぼ 』初期の某回に 敬意を表しての命名だったんだ 」

わたし 「詳しくは、次回につづく !   」


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