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Tuba mirum
妙なるラッパのファンファーレ
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祝「令和 」元年 
スケルツォ倶楽部が推薦する
近代の名ファンファーレ・ベスト10選 !


   「さて、今日は 2019年05月01日 - 」
   「令和元年。改元してから最初の“スケルツォ倶楽部”です 」

   「そんな記念すべき節目の回に選んだ話題は ? 」
   「新しい時代を迎え、賑やかな祝典のイメージで、久しぶりに“ファンファーレ”を特集します ! 」
   「たしか 四回ほど連続投稿して途絶えた、そんなコーナーもあったわね(笑 ) ⇒ Tuba mirum ~ 妙なるラッパのファンファーレ

スケルツォ倶楽部_シュローダーとルーシー
   「ちょっと30年前を思い出してみろ、“平成”に改元した1989年 1月のときのムードを。昭和天皇が崩御された翌日だったから、それこそ国中が喪に服す雰囲気に支配されて、改元のお祝い感なんて皆無・絶無だったろ 」
   「“令和”の最初は、明るく元気に行きましょう 」
   「そういうことだよ。題して、“スケルツォ倶楽部が推薦する、近代の名ファンファーレ・ベスト10選”! 」
   「あ、あくまで わたしたち“発起人夫婦偏った知識勝手な独断に基づく“ベストセレクションですからね。根拠とか妥当性とか、おっしゃらないで、どうか読み流してくださーせ(笑 ) 」


スヴェトラーノフ リムスキー=コルサコフ交響曲全集 RCA リムスキー=コルサコフ
第10位
リムスキー=コルサコフ
「貴族たちの行進 」
(オペラ=バレエ「ムラダ 」から )
エフゲニ・スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立交響楽団
録音:1993年07月 メッツ、アルセナル(フランス )
音盤:RCA(リムスキー=コルサコフ 交響曲全集に収録 )
BMG/BVCC-38203~04

   「では10位から。 」
   「・・・って、ちょっと意外な曲からランキングを開始するわね 」
   「ロシア五人組の功労者リムスキー=コルサコフと言えば、『シェエラザード 』だけ突出して有名。この『ムラダ 』なるオペラ=バレエは 今日ほとんど忘れ去られた作品。さすがのゲルギエフでさえ まだレコーディングしてないんじゃないかなー 」
   「いや、たしかアレグザンダー・ラザレフが指揮したボリショイ・オペラ=バレエのDVDがあったような 」
   「ムムッ・・・ 少なくとも全曲がコンサートのプログラムに上るようなことはない。けれど第2幕で演奏される この親しみやすいファンファーレと華やかな行進曲だけは、吹奏楽などにも編曲されて残っているんだ。20世紀に『ロシアの交響曲はすべて録音した 』と豪語する巨匠スヴェトラーノフによる演奏で聴こう 」
   「このファンファーレとマーチったら、よく聴くと三拍子だよ。珍しいわね 」



フィードラー ボストン・ポップス管弦楽団 アル・ハート RCA ルロイ・アンダーソン
第9位
ルロイ・アンダーソン
「トランペット吹きの休日 」

アル・ハート(トランペット )
アーサー・フィードラー指揮
ボストン・ポップス管弦楽団
録音:1964年
音盤:RCA

   「第9位も また意表を突く選曲するわね 」
   「“休日”だけに、今年の稀なる10連休にも関連づけたつもりで(笑 ) 」
   「原題は Bugler’s Holiday – “喇叭(ラッパ)手のホリデイ”ね 」
   「本来ビューグルは、小型でバルブを持たないナチュラル・ホルン。モーツァルトのセレナーデやマーラー第3番にも登場するポストホルンや軍隊で用いられた信号ラッパなども 大体同じ 」
   「そう言えば、今回のオススメ音盤は いつもアンダーソンの話題になると 必ずアナタが取り出してくる作曲者自演(RCA)じゃないのね 」
   「そう、アーサー・フィードラー&ボストン・ポップス盤。これには 当時アメリカで大スターだった ニューオリンズ出身のトランペッター、アル・ハート Al Hirt が参加してるというから購入したもの。でも期待したエンディングのクライマックスで炸裂するはずのファンファーレなど、 もっと派手にカマしてくれてもよかったのになあ 」
   「オフビートを強調するスネア・ドラムの刻みも 途中で微妙にズレそうになる、ある意味 スリリングな演奏(笑 ) 」



ウール 祝典ファンファーレ Philip Jones Brass Ensemble アルフレッド・ウール Alfred Uhl
第8位
アルフレート・ウール
「祝典ファンファーレ 」

ジョン・アイヴソン指揮
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
録 音:1979年 ロンドン、ハムステッド

併録曲:市民のためのファンファーレ、式典ファンファーレ(以上、コープランド )、ソコール・ファンファーレ(ヤナーチェク )、ロンドン市長のためのファンファーレ、2つのブラスとオーケストラのためのフラーリッシュ「都市への挨拶 」(以上、ブリス )、典礼ファンファーレ「聖金曜日の行列 」(トマジ )、ロシアの葬送、ファンファーレ「双頭の鷲 」、聖エドモンズ墓地のためのファンファーレ(以上、ブリテン )貴族たちの行列(リムスキー=コルサコフ )、「ウィーン市祝典曲」よりファンファーレ(R.シュトラウス )、「ラ・ペリ 」のファンファーレ(デュカス )、劇音楽「ブリタニキュス 」より前奏曲、「ナルシス」のファンファーレ(以上、ジョリヴェ )、行列のファンファーレ(ハワース )、ブラスのためのファンファーレ(ティペット )、「チェンチ家の人々 」よりファンファーレ(ブライアン )、三声のブラスのためのアンティフォナル・ファンファーレ(ブリス )、ブラスのためのカンツォーナ(シンプソン )、1969年8月‐祭開会のためのファンファーレ(ハーン )、エリザベスII世の戴冠式のためのファンファーレ(ビュロック )、エリザベス王女の結婚式のためのファンファーレ(バックス )
音 盤:DECCA(ユニバーサル UCCD-3026)

   「アルフレート・ウール Alfred Uhl (1909 – 1992 )は、オーストリアの作曲家ね 」
   「これは、吹奏楽のジャンルでは有名曲。ウィーン・トランペット合奏団の注文に応じて作曲されたもの 」
   「01分15秒と短い曲だけど、伝統的なスタイルによる とてもバランスのとれた逸品、且つ演奏ではないこと ? 」
   「英国の名門 フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルによる、この輝かしいアルバムは 20世紀のファンファーレばかり24曲も集めた企画盤。彼らの数ある名盤群の中でもとりわけ資料的価値も高い貴重な一枚だ 」
原始心母 Atom Hearts Mother
   「ちなみにP.J.B.E.といえば、知る人ぞ知るトリヴィアな情報をひとつ。1970年ピンク・フロイドのアルバム『原子心母 』Atom Hearts Mother A面のブラス・セクション担当って、クレジットはなかったけど、彼らでした 」
   「 !



ドビュッシー 神秘劇 聖セバスティアンの殉教 マイケル・ティルソン・トーマス Sony ドビュッシー 作品全集 Sony
第7位
ドビュッシー
神秘劇「聖セバスティアンの殉教 」から
第三幕「異教徒の宗教会議 」前奏曲

マイケル・ティルソン・トーマス指揮
ロンドン交響楽団&合唱団 他
録音:1991年 9月、10月 ロンドン
音盤:Sony Classical(SRCR-9105 )

   「金管とティンパニによる魅力的なファンファーレが、皇帝オーギュストが法廷に現われたことを描写する。実は 皇帝は、禁教であるキリスト教を棄てさせて、美貌のセバスティアンを救おうと考えているんだ 」
   「よく知らないんだけど、これは 晩年のドビュッシーが書いたオラトリオなの ? オペラなの ? 」
   「正しく情報を整理すると イタリアの詩人ガブリエル・ダヌンツィオイダ・ルビンステインを主役に想定して書いた長大な戯曲がまずあって、この劇に付随する音楽の作曲依頼を、ダヌンツィオ自身が手紙でドビュッシーに送ったのが、初演のわずか2か月前 - 」
   「そんな短期間で よく作ったわね、慎重で知られるドビュッシーが ? 」
   「戯曲すべての台詞に音楽を付けたわけではないんだな。けれど劇中各幕に先立つ前奏曲と語り手や登場人物による詠唱、そしてコロス(天使たち、乙女たち、楽人たち、ビブロスの女性たち、シリアびと、殉教者たち、使徒たち、聖なるもの全て )の合唱を作曲しただけでも この劇は1911年初演時の上演時間が五時間にもおよぶ大作となってしまった 」
   「それ、ちょっと気が遠くなるね、それで今日この劇が原形のままで上演されることがないというわけね 」
   「しかし音楽だけは、作曲時ドビュッシーの草稿に基づき総譜の浄書からパート作りまで全面協力した才人アンドレ・カプレが管弦楽組曲として抜粋した『交響的断章 』と、戯曲の初演時に合唱指揮を担当していたデジレ=エミール・アンゲルブレシュトが声楽曲を中心にまとめた『オラトリオ 』という、主に二つの形式によって 現在も演奏されているわけ 」
   「そう言えば、これがオペラだという誤った情報の根拠は ? 」
   「本作をドビュッシーがオペラにしようと計画していたことは事実だよ、ダヌンツィオにも許諾を得ていたようだしね。でも彼は1918年に亡くなってしまったから 実現しなかったというわけ。 」

 

Ravel 「ジャンヌの扇 」ファンファーレ CBS ravel[1]
第6位
ラヴェル
バレエ「ジャンヌの扇 」ファンファーレ

ピエール・ブーレーズ指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
録 音:1976年11月 ニューヨーク
音 盤:Sony Classical(SICC-1608~11 )

   「わたし、この不思議な短いファンファーレ 大好き 」
   「『ボレロ 』でも聴かれた 複調の効果を全面で用いたオーケストレーション技法は、才気走ったラヴェルの真骨頂 」
   「セレモニーの開始を告げるドラム・ロールが鳴らされると、コルネットによるファンファーレが始まる前から すでにピッコロとオーボエが異なる調性で吹奏を始めているというカオス(笑 ) 」
   「木管で奇妙に始まっているのは、実は“遠くで”鳴っているラッパが聞こえてくることを暗示するものと思われ -。複調が効果的であるのも楽器が互いに離れた距離にあることを、聴者に感じさせる工夫だろうね 」
   「なぜ 今日このバレエ組曲の中でも演奏されるのが ファンファーレだけなのかしら 」
   「この『ジャンヌの扇 』は、パリでバレエ学校を経営していたジャンヌ・デュボストの委嘱で、彼女と親しかった10人の作曲家が持ち寄った“共作”だったんだ。イベール、ルーセル、ミヨー、プーランク、オーリックなど、フランスの名だたる作曲家たちに並んで、われらがラヴェルの担当したパートが、開幕を飾る第一曲 - 」
   「10人もの作曲家を束ねる、ジャンヌさん自身が “扇の要(かなめ )”だったというわけね(笑 ) 」

スケルツォ倶楽部ラヴェルの話題なら ⇒ アンラヴェル “ラヴェル” ラヴェルメント




デュカス 舞踏詩 ラ・ペリ ブーレーズ CBS ポール・デュカス
第5位
デュカス
舞踏詩「ラ・ペリ 」ファンファーレ

ピエール・ブーレーズ指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
録 音:1975年11月 ニューヨーク
併録曲:交響曲第3番(ルーセル )
音 盤:CBS(ソニー / 25AC-120 )

   「わあ、何て魅力的なサウンドのファンファーレなんだろ 」
   「誰しも 初めて聴いた瞬間 虜になる、この素晴らしい旋律、個性的な和声、そして完璧な構成。スケルツォ魔法使いの弟子 』と常にセットで その名が語られるポール・デュカスの、知る人ぞ知る名曲だ。舞踏詩「ラ・ペリ 」初演の舞台に際して、掴みを狙って( ? ) わざわざ新たに書き加えられたイントロダクションでもある。今日では、ファンファーレだけ単独で演奏される機会が多いのは ご存知のとおり 」
   「フランスのファンファーレが、三連発で続くわね 」
   「三色旗トリコロールに敬意を表し、これもブーレーズのディスクをおススメします。この指揮者にしては比較的珍しいレパートリー、グラモフォンに移籍して以降も再録されなかったんじゃないかなー。現在CDでは入手困難かも。懐かしいL.P.レコードのジャケットを掲げておきました 」



小澤征爾 ウィーンフィル R.シュトラウス アルプ交響曲 PHILIPS リヒャルト・シュトラウス
第4位
リヒャルト・シュトラウス
「ウィーン・フィルハーモニーのためのファンファーレ 」

小澤征爾 指揮
ウィーン・フィルハーモニー 金管アンサンブル
録 音:1996年 3月 ムジークフェラインザール、ウィーン
併録曲:「アルプス交響曲 」、「ヨハネ騎士団の荘重な入場 」
音 盤:PHILIPS 454 448-2

   「“ブラスとティンパニのためのファンファーレ”としての完成度の高さを求めたら、R.シュトラウスによる、この作品は かなり上位にランクインされるべき逸品だろう 」
   「ウィーンフィルらしい 美しい金管の響きを堪能できる演奏でもあるわね。特にウィンナ・ホルンの、それと判るナチュラルでレガートな音色ったら 」
   「この曲は、R.シュトラウスが1924年、同オーケストラが初めて開いた歴史的なフィルハーモニー舞踏会のオープニングのために作曲したファンファーレだそう。良い曲だなー、いいな、いいな、と思っていたら やっぱりコレも 発起人の偏愛する あの調性・・・ 」
   「(笑 ) 変ホ長調だったのね ? 」

スケルツォ倶楽部変ホ長調の話題は ⇒ 変ホ長調」の音楽



ヤナーチェク 小澤征爾 シカゴ響 シンフォニエッタ(EMI) ヤナーチェク
第3位
ヤナーチェク
「シンフォニエッタ 」第一楽章( & 第五楽章 )ファンファーレ

小澤征爾 指揮
シカゴ交響楽団
録 音:1969年 6月~ 7月 メディナ・テンプル、シカゴ
併録曲:「オーケストラのための協奏曲 」(ルトスワスキ )
音 盤:EMI(東芝EMI TOCE-55550 )

   「小澤征爾のディスクが続くのね。これは 若武者オザワ - 当時34歳 - が、ラヴィニア音楽祭の音楽監督に就いていた縁で 親しい関係を築いていたシカゴ交響楽団を振り、爽快にドライヴした名盤として忘れられない一枚ね 」
   「当時のシカゴ響の金管ったら もう圧倒的だろ、くーっ ! 」
   「・・・そういえば、ゲオルグ・ショルティ シカゴ響就任って いつ頃だったっけ? 」
   「おー ! ちょうど このレコーディングと同じ時期だよ。でも なぜかショルティ/シカゴには ヤナーチェク録音は なかった(はず )・・・ 」
   「その意味でも 貴重なレコーディングというわけね 」
   「これは、ヤナーチェクが72歳の時に書いた『シンフォニエッタ 』(小交響曲 )の冒頭に置かれたファンファーレだが、もともとチェコの国民体育大会の開会式のために作曲された機会音楽だったんだ 」
   「それが シンフォニエッタ第一楽章に転用され、さらに終楽章でも 別働隊のブラスバンド12本のトランペット )によって高らかに再現される・・・ ここがまた感動的なのよね 」
   「珍しくも高齢になってから精力的に傑作曲を量産したことでも知られる作曲家ヤナーチェク、実は さらにもう一つ 『グラゴル・ミサ 』の冒頭“序奏”と“イントゥラーダ”も 壮麗で格好良いファンファーレなんだ。 『シンフォニエッタ 』と並べて、どっちを採ろうかと随分悩んだ結果、今回は こちらを紹介したという次第 - 」


 
コープランド 市民のためのファンファーレ バーンスタイン コープランド_Aaron Copland
第2位
コープランド
「市民のためのファンファーレ 」

レナード・バーンスタイン指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
併録曲:バレエ組曲「アパラチアの春 」、「ロデオ 」「ビリー・ザ・キッド 」
録 音:1966年 2月 フィルハーモニック・ホール、ニューヨーク
音 盤:CBS Masterworks(MK-42265 )

   「第二次大戦中1943年のこと、ユージン・グーセンスの要望で18人のアメリカの作曲家に『ファンファーレ 』を書くことが委嘱された 」
   「依頼に応えてコープランドが作曲したのが、この名作というわけ 」
   「あまりにも感動的な出来栄えだったため、依頼者グーセンスはタイトルを決めよう、と提案 - 」
   「タイトル無かったんだ 」
   「戦役に重要な貢献となるよう『兵士のためのファンファーレ 』ではどうかと提案したが、コープランド自身は『市民のためのファンファーレ 』を主張、これに決めたという 」
   「時節柄 間違っても『帝国日本軍打倒を祈念するファンファーレ 』とかにされないで、よかったね(爆 ) 」
   「コープランド自身、このファンファーレの素晴らしさを認め、自作の交響曲第3番に転用しているのは、どなたもご存知のとおり 」
Stones Love You Liveザ・ローリング・ストーンズ ラヴ・ユー・ライヴ
   「70年代、ローリング・ストーンズが コンサート前に ファンファーレのテープを会場で流し、これが彼らのライヴ・アルバム『ラヴ・ユー・ライヴ 』の冒頭 イントロダクションとして効果的に使われているのを 聴くことが出来るのよね 」
   「何処で流れても 名曲です ! 」



アンドレ・プレヴィンのミュージック・ナイト ウォルトン Walton
1位
ウォルトン 
戴冠式行進曲
宝玉と笏 Orb And Sceptre
アンドレ・プレヴィン指揮
ロンドン交響楽団
録 音:1974年12月 キングスウェイホール、ロンドン

併録曲:魔法使いの弟子(デュカス )、アルビノーニのアダージョ(ジャゾット )、歌劇「ヘンゼルとグレーテル 」序曲(フンパーディンク )、ラ・ヴァルス(ラヴェル )、スラヴ舞曲第9番 ロ長調(ドヴォルザーク )
音 盤:EMI(東芝EMI / TOCE-13323 )

   「今回のファンファーレ・ランキングで 栄えある第1位は、これです。英国の現女王エリザベスⅡ世戴冠式のために作曲された有名な行進曲で、1953年 6月 2日にウェストミンスター寺院で初演された 」
   「ははーん、今回は“令和”改元に関連づけたわけね 」
   「そう。タイトルの宝玉と笏(王杖)は いずれも王権の象徴だけど、わが国の三種の神器(鏡・勾玉・草薙剣 )もまた これに相当するものではないかと 」
   「冒頭の勇壮なファンファーレから続く弦セクションが見事に跳躍する優美なるテーマも、イギリスらしい中間部(トリオ )の名旋律も、ずっと金管楽器の装飾的なオブリガートに彩られているから 何だか全曲に渡って華やかなファンファーレの雰囲気がずっと続いている印象があるわね 」
   「わが国も、このたびの新天皇即位に際して国産の戴冠式行進曲を 誰かに委嘱してみても良かったのに 」
   「って、どの辺に ? 依頼するとしたら・・・ 」
   「池辺晋一郎、西村 朗、吉松 隆、千住 明 なんて辺りはどうかな ? 坂本龍一でもきっと面白いかも・・・ 意外に 新垣 隆あたりに頼んでみたら、ドカンと名曲が生まれちゃうかもしれないよー 」
   「年号が変わっても 相変わらず 無責任な発言を放つ男(ひと)ね 」
   「てへっ 」


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