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バーンスタインの “第九” (ベートーヴェン )
バーンスタイン Bernstein, Wiener Philharmoniker ベートーヴェンの肖像

 今日 12月17日は(16日説もあり ) 楽聖ベートーヴェンの生誕248年記念日、謹んでお慶び申し上げます。
 さて、偉大な作曲家とは、生前の偉業が語られるにとどまる偉人を さらに超える存在です。
 それは、遺した作品が世の中で再現される毎、演奏者聴衆の前に「 」が蘇るからです。
 ゆえに、今日も世界の至る所で ベートーヴェンは「生きている 」のです。 私たち人類が音楽を愛する限り、未来のどこかで「」は 確実に生まれ変わり、そして 生き続けることでしょう。「不滅 」という言葉の意味深さを想います。

 毎年 この時期に聴く “第九”、今年は 生誕100年を迎えたレナード・バーンスタイン盤から セレクトしました。 いずれも個人的な思い出の名盤ばかりです。
三大交響曲ギフト・パック Bernstein Beethoven 9(CBS-SONY)
▲ 1964年録音(CBS )
ニューヨーク・フィルハーモニック、ジュリアード合唱団
マーティナ・アーロヨ(ソプラノ )
レジーナ・サーファティ(メゾ・ソプラノ )
ニコラス・ディ・ヴァージリオ(テノール )
ノーマン・スコット(バス )
1964年 3月、ニューヨーク マンハッタン・センター

 上掲 左側の写真は、70年代当時 まだ幼かった発起人が 年上の従兄から譲ってもらったL.P.レコード三枚組(ソニー・ギフトパック )薄いカートン・ボックスに入ったセットでした。これには「運命(セル/クリーヴランドO. )」、「未完成(ワルター/ニューヨーク・フィル )」と一緒に「第九 」も 三大名曲カップリングされてましたっけ。
 私 発起人レナード・バーンスタインの演奏をレコードで聴いた、これが最初でした。バスのノーマン・スコットという歌手は、トスカニーニRCA(1952年 )盤でも 独唱を 務めていた人ですね。レチタティーヴォの歌いまわしに 特徴があります。
 全体にメリハリある快演で、特に この時期のニューヨーク・フィル弦セクションの鋭い切れ味は、典型的な 発起人好みのサウンド、且つ耳憑き原体験のひとつ。若々しいバーンスタインらしい覇気が隅々まで漲(みなぎ )っています。年齢とともに耳が肥えてしまったので 合唱団の力量が今ひとつだったことを 日が経つにつれ 感じるようになりましたが、現在も大好きな演奏であることに変わりありません。
 尚、このセットには、ソニーお得意のサンプル盤「これだけは知っておきたい名曲ダイジェスト・ベスト100 」なる“音のカタログ” が収録されてました。まだクラシック・ビギナーだった 小学生の発起人、これには とてもお世話になりましたね。


バーンスタイン ボストンの第9(ドン・インダストリアーレ ) バーンスタイン 1972 ボストン
▲ 1972年12月(非正規 Don Industriále )
ボストン交響楽団、タングルウッド祝祭合唱団
ヨハンナ・マイヤー(ソプラノ )
ヨハンナ・サイモン(アルト )
ディーン・ワイルダー(テノール )
アラ・バーベリアン(バス )
1972年12月16日、ボストン ライヴ

 これは かつて秋葉原で入手した、非正規盤当たり )の一枚。
 ボストンに於けるベートーヴェン生誕記念公演のステレオ・ライヴ、この時期のバーンスタインが指揮した米国内の演奏会の中でも屈指の名演として伝わる実況録音です。「息詰まる緊張感と解放されたときの爆発的エクスタシー、とくにラストの追い込み方は史上最強 」(アリアCD )、臨場感ある聴衆の熱狂的な拍手を含みます。
参考 ⇒ 記憶に残るクラシック「裏青」CD-Rライヴ盤


バーンスタイン ベートーヴェン交響曲全集(DG) バーンスタイン ベートーヴェン 交響曲第9番 DG
▲ 1979年録音(ドイツ・グラモフォン )
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団
ギネス・ジョーンズ(ソプラノ )
ハンナ・シュヴァルツ(アルト )
ルネ・コロ(テノール )
クルト・モル(バス )
1979年 9月、ウィーン、シュターツオーパー

 幼き日、TV放送で「ウィーンのバーンスタイン 」 (1970年米制作 )に遭遇した私 発起人、すっかり「ベートーヴェンならバーンスタイン + ウィーン・フィル」と刷りこまれ、それから約 7年後、まさにウィーン・フィルを指揮した、待望のベートーヴェン交響曲全集(画像左 )セット(D.G. )を 初発売当日に銀座の山野楽器まで出かけて購入したものです。
 何しろウィーン・フィルとのヴェルディの歌劇「ファルスタッフ 」(CBS が圧倒的に素晴らしかったので、間違いなく期待値が大きく膨らみ過ぎましたヴェルディ冒頭の、あの凄い勢いベートーヴェンも聴けるものと勝手に思い込んでいたばかりに、初めて針を下ろした時には(録音こそ鮮明でしたが )「いやー、こんな筈では・・・ 」とがっかりし、腕を組んでうなだれてしまったことさえ懐かしい(笑 )。初めて聴いた時の記憶第 5番終楽章で駆け上がるピッコロと第 9番終楽章で炸裂するパーカッションが 耳に突き刺さるほど痛かったことしか なぜか覚えておりません。
 ・・・あ、繰り返しますが、私 発起人が この歴史的名盤を 購入する前に 勝手に抱いた先入観の愚かさについて書いているということを どうか誤解されぬよう。このディスク自体は 客観的に 大変な名演ですから、どうかご心配なく。私も 久しぶりに聴き直してみようかなー。


Ode to Freedom Bernstein Beethoven(D.G.) Leonard Bernstein dirigiert am 25. Dezember 1989
▲ 1989年録音(ドイツ・グラモフォン )
バイエルン放送交響楽団( + シュターツカペレ・ドレスデン団員、レニングラード・キーロフ劇場管弦楽団員、ロンドン交響楽団員、ニューヨーク・フィルハーモニック団員、パリ管弦楽団員 )、バイエルン放送合唱団( + ベルリン放送合唱団員、ドレスデン・フィル児童合唱団員 )
ジューン・アンダーソン(ソプラノ )
サラ・ウォーカー(アルト )
クラウス・ケーニヒ(テノール )
ヤン・ヘンドリク・ロータリング(バス )
1989年12月25日、東ベルリン シャウシュピール・ハウス ライヴ

 東西冷戦の象徴だったベルリンの壁が崩壊し、ようやく自由を獲得したドイツクリスマス世界五ヵ国合同オーケストラを指揮して世界に祝福を与えたユダヤレナード・バーンスタインは、この翌年に急逝します。歌詞の重要な一語Freude(歓喜 )を Freiheit(自由 )に替えて歌われたこともよく知られた情報ですが、これは演奏(ノー・コメント )より歴史的ドキュメントとしての価値の高さが勝る記録ですね。


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