本記事は 1月31日 「 注目記事ランキング クラシック音楽鑑賞 」で 第1位 となりました。
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祝 “スケルツォ倶楽部発起人の 「人生の10枚 」が
レコード芸術 2月号(音楽之友社 )に掲載 !


レコード芸術 2017-2月号_音楽之友社 人生の10枚

 今晩は、“スケルツォ倶楽部発起人です。

 クラヲタの貴方なら ご存知「レコード芸術 」(創刊1952年、愛称“レコ芸” )は、音楽之友社が発行している クラシック音楽(音盤 )の新譜批評をメインとする代表的な月刊誌。毎月 クラシックの名曲や作曲家、演奏家などをテーマにした 興味深い特集記事が組まれ、他にも 海外盤の試聴記や 批評家による音楽随筆、来日演奏家のインタヴューなど、主に音盤でクラシック音楽を聴く層の 情報誌とされています。
 日本で開催されるクラシックのレコード賞としては 最も権威ある「レコード・アカデミー大賞 」を主催していることによっても知られ、毎年の受賞盤1月号の誌上で発表される習慣です。

 例年 2月号には 「リーダー’ズ・チョイス / 読者が選んだベスト・ディスク 」と名づけられた 読者参加型の企画が毎年設けられてましたが、昨年ぐらいから( ? )批評家執筆陣19名だけでなく、これに読者の投票数もポイント合算して 総合的に 前年度の「ベスト・ディスク トップ20 」を 決定する方向へ リニューアルされているようです。

 さらに、同月号に併せて掲載される 特別企画 として 「読者版 人生の10枚 - 私のリピート・ディスク リスト 」 なる 興味深いアンケート公募が 昨年の11月号に告知されているのを みつけました。 

あなたがこれまでの人生で「大事に聴き続けてきた、そして今も聴き続けているディスク 」を10枚選んでください。
質問:あなたがこれまでの人生で
「大事に聴き続けてきた、そして今も聴き続けているディスク 」
を10枚選んでください。


  「人生の10枚 」 ―  その回答用紙を 眺めているうち 私 発起人、いつのまにか その候補盤を 何枚もメモに書き出しつつ、気づいたら 髪をかきむしっていたのでした。

 なにしろ わずか10枚 というセレクト、それは ホント厳しいものでした。
 ・・・ カール・ベーム / ウィーン・フィル1975年来日ライヴ(D.G. )、同じくベームベルク楽劇「ヴォツェック 」D.G. )、マリア・カラスの「カルメン 」、「トスカ 」、バーンスタインの「春の祭典」、「新世界より 」(いずれも ニューヨーク・フィル旧盤のほう ) や「大地の歌ウィーン・フィルのほう ) 」、ムラヴィンスキーチャイコフスキー も捨て難い・・・。 シャルル・ミュンシュブラームス1番や「幻想 」(いずれもEMI )も繰り返し聴いてきた名盤だ。 ベートーヴェンの交響曲全集なら トスカニーニRCA)盤や 最初のカラヤンD.G. )盤と同じくらい 実は デイヴィッド・ジンマンArte Nova/BMG )盤に 個人的な思い入れが大きい・・・。 ゲオルク・ショルティによるR.シュトラウス 楽劇「サロメ 」 Decca )の凄まじさは トラウマ級だし、それを言ったら カルロス・クライバーの「トリスタンとイゾルデ 」や「こうもり 」(D.G. )、「ばらの騎士 」(Orfeo )だって 無視するわけにはいかないし。さらに ピエール・ブーレーズCBS時代にレコーディングしたストラヴィンスキーラヴェルバルトークも・・・。 ニコラウス・アーノンクールJ.S.バッハ「マタイ受難曲 」 Teldec旧盤 )と 同じくらい重要な グスタフ・レオンハルトブランデンブルク協奏曲SEON )、スヴャトスラフ・リヒテルなら「熱情 」ソナタ(RCA )やJ.S.バッハ「平均律~ 」、さらにドビュッシープロコフィエフラフマニノフなどの名演を挙げてゆけば 枚挙に暇(いとま )ないし、ヴラディミール・ホロヴィッツによる壮絶なリスト ピアノ・ソナタ ロ短調(RCA )オーマンディ/ニューヨークフィルとの共演による ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番(RCA )、アルゲリッチなら ショパン第2、第3ソナタ あるいは「夜のガスパール 」(D.G.)を、ポリーニなら やっぱり ショパンエチュードベートーヴェンの後期ソナタD.G. )を挙げるのは、きっと誰しも皆 同じでしょう・・・、 アンドラーシュ・シフウィーン時代のモーツァルト所有のフォルテピアノで録音した 魅力的な ピアノ小品集(L`oiseau-lyre )は大好きな一枚・・・、 イヴリー・ギトリスの綱渡りのようなパガニーニ ヴァイオリン協奏曲第1番(PHILIPS )、フリードリヒ・グルダベートーヴェンは やっぱり全集(Amadeo )だよな・・・ ゲルハルト・シュトルツェ唯一主演した オルフ「オイディプス王 」(クーベリック盤 D.G. )の価値の高さったら掛け替えないものだったし、レナート・カペッキの爆裂しまくるフィガロが聴ける 歌劇「セヴィリアの理髪師 」(バルトレッティ盤 D.G. )も捨てがたいなあ、ブリテン自身の指揮による 歌劇「ねじの回転 」(Decca )の真価に気づいたのは 比較的最近だったけれど、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウによるシューベルト、シューマン (D.G. ) やマーラー(EMI )は絶対外せないし、アンネ・ゾフィ・フォン・オッターベンクト・フォシュベリらによる コルンゴルト歌曲・室内楽作品集D.G. )の素晴らしさも比類ないものだし、さらにヘルマン・プライによる あの楽しいドイツ民謡集EMI )から エリー・アーメリンク / イエルク・デムス(フォルテピアノ )による懐かしい「シューベルティアーデ 」(ハルモニア・ムンディ )まで・・・ 思い入れある 大好きな名盤たちの数など それこそ もう無限です。 それら一枚一枚を、まさしく身を切るような思いで 落としました

 ・・・ そんな苦渋の結果が、まさか「レコ芸 」に採用され 誌上に掲載される名誉に与ろうとは (踊 )。
 
「レコード芸術 」2017年 2月号
読者版 人生の10枚
― 私のリピート・ディスク・リスト 
から

スケルツォ倶楽部発起人(ペンネーム )千葉県 54歳
並びは録音年順です

①フルトヴェングラー シューマン 交響曲第4番 (D.G. 1953年 )
フルトヴェングラー_シューマン_DG_0001 フルトヴェングラー_シューマン_DG_0002
関連記事・・・ 「感動は 最初の一度だけ 」 クラシック喫茶 「バロック 」 (吉祥寺 )で教わったこと


②リヒター J.S.バッハ「マタイ受難曲 」(ARCHIV 1958年 )
カール・リヒター リヒター マタイ受難曲


③ワルター ブルックナー 交響曲第9番(CBS-SONY 1959年 )
ブルックナー ブルックナー 交響曲第9番_ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団(CBS SONY )
関連記事・・・  ブルックナー 交響曲第9番第3楽章は「十字架上のキリストの七つの言葉 」を描写している。


④マイルス・デイヴィス カインド・オブ・ブルー(CBS-SONY 1959年 )
kind of Blue (CBS) kind of blue recording


⑤グールド ブラームス「間奏曲集 」(CBS-SONY 1960年 )
ブラームス Johannes Brahms, 1833 - 1897 グールド ブラームス 160×160
関連記事・・・ 晩秋から初冬にかけて グレン・グールドが描く ブラームス「間奏曲集 」を聴く。


⑥ワルター マーラー 交響曲第1番(CBS-SONY 1961年 )
ブルーノ・ワルター Bruno Walter CBS ワルター(CBS-SONY )盤 マーラー 交響曲第1番


⑦デル・モナコ、カラヤン ヴェルディ 歌劇「オテロ 」(DECCA 1961年 )
60年代のカラヤン ヴェルディ 歌劇「オテロ」 カラヤン=カルショー(Decca)盤


⑧ショルティ ワーグナー 楽劇「ニーベルングの指環 」(DECCA 1958~1965年 )
ショルティ「指環 」デッカ=ロンドンハンス・ホッタービルギット・ニルソンヴォルフガング・ヴィントガッセングスタフ・ナイトリンガーゴットロープ・フリック


⑨カラヤン マーラー 交響曲第5番(D.G. 1973年 )
Karajan_UCCG-5234.jpg Karajan_Mahler.jpg
関連記事・・・ 映画「ヴェニスに死す 」 の意味 ~ 39年ぶりの謎解き と マーラー 「アダージェット 」。


⑩ホグウッド モーツァルト 交響曲全集(L'Oiseau-Lyre 1978~1985年 )
ホッグウッド モーツァルト交響曲全集 ホッグウッド、シュレーダー、エンシェント室内管弦楽団
関連記事・・・ クリストファー・ホグウッド の冥福を祈る - 歴史的な 「モーツァルト 交響曲全集 」 の思い出


 上記、音盤10点のリストは ランキングではなく 、その並びは録音年順。
 人生を通して大事に聴き続けてきた膨大な量の愛聴盤から熟考しつつ一枚ずつ落とした末に残った、これら10枚は「厳選された普遍的ディスク 」 - 言い換えれば、至極まっとうでオモシロくもない結果となり果てた(笑)。
 ①から⑨は いずれも若い頃に初めて聴いた感銘の大きさによって忘れ難い。「感動 」とは最初に聴いた一度きりの出来事だが、これら「人生のリピート・ディスク 」は、かつて「感動した 」という 大事な記憶に支えられている。
 学業修了後 社会に出て暫くの間、私は音楽を聴く余裕を奪われたゾンビだったが、1991年( = モーツァルト没後200年 )⑩ホグウッドのモーツァルト交響曲全集に出会った瞬間 突然目から鱗が落ちた - “No Music、No Life.”という真実がみえるようになった。
 尚、④だけは モダン・ジャズのカテゴリーだが、必要最低限のルールに則って プレイヤーが相互に即興演奏を競う、生きた現代音楽の実録として外せない。

以上(緑字部分 )、「レコード芸術 」に掲載された 発起人の文章の一部です。2017年 2月号 P.51 より



 ・・・ 私 発起人 以外にも17名の 一般の方々が回答された 個人ランキングも もちろん掲載されてます。どなたも(私ごときよりも )ずーっと深く人生を感じさせられるセレクト、あるいは含蓄あるコメント、興味深いですよー。
 もし書店等でお手にとられたら、どうか そのままレジまでお持ちください。
 ちなみに、その2月号は、今回の文頭に掲げた 写真のとおり、 郎朗(ラン・ラン )が表紙です。

ニコラウス・アーノンクールベートーヴェン交響曲第4番第5番 ソニークラシカル
▲ あ、さらにつけ加えると、2016年ベスト・ディスク第3位に選出された、アーノンクール / CMWソニークラシカル )による ベートーヴェン:交響曲第4 & 5番 に寄せた、発起人の短いコメントも採用されてました(P.27に掲載 )。
 よろしければ、こちらは ぜひ「レコ芸 」 2月号のページを 開いてお読みください。

 どうもありがとうございます、音楽之友社さま !
 ええと、実は ここ数年来 ご無沙汰しておりましたが、かつては中学生時代から35年以上も「レコ芸 」誌を購読してきたわが身にとっては、ちょっぴり意外で、うれしい出来事でした。

「人生の10枚 」


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