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ウィーンフィルポルタメントに音空間が歪んだ思い出
 - ワルターモーツァルト40番

Wolfgang Amadeus Mozart(スケルツォ倶楽部 ) !W.A.モーツァルト モーツァルト

 こんばんは、前回の妻との会話名曲との最初の出会いが トンデモ盤だったら? 」に触発された 私“スケルツォ倶楽部発起人(夫 )、今少し 語り足りなかった思い出ばなしを さらに続けようと思います。
 ええと、まだ未読のかた よろしければ ⇒  前回の記事 から どうぞおつきあいください。

 さて、小さい頃からクラシック音楽を聴くという 無上の悦楽 をみつけた 私 発起人、古今の名曲名演のレコードたちと出会い、一枚一枚 聴かせて頂くうち - 良しにつけ悪しきにつけ - 演奏家(指揮者 )による独自 / 独特な解釈(極端なデフォルメ演奏異なる版の選択、あるいはオリジナル楽譜の改変 など )によって、同じ曲であるにもかかわらず 他のどのレコーディング(の演奏 )とも違って聴こえてしまうとか、さらには 奏法のごく一部にピンポイントで とても個性的な特徴が聴けるため そこだけクローズアップされて 耳憑き(笑 ) となってしまう・・・そんな演奏(時に迷演奏 )と遭遇してしまうことが 意外に多いということに 徐々に気づくようになりました。

 今回は 「奏法のごく一部にピンポイントで 個性的な特徴~ 」が聴ける代表的な名盤をひとつ思い出しました。 それは、おそらく 私 発起人(1962年生まれ )と同年代、あるいは 目上の方々なら どなたも きっとご存知の一枚です。

ワルター モーツァルト 第40番 1956年 6月24日? ワルター モーツァルト 第40番 1952年 5月18日
モーツァルト
交響曲第40番 ト短調 K.550
ブルーノ・ワルター指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録 音:1956年 6月24日 (ウィーン、於ムジークフェラインザール )
音 盤:(左 )Altus盤、(右 )SONY盤


 1956年 ‐ モーツァルト生誕200年という記念の年 - にオーストリアを訪れ、ウィーンフィルを振ったブルーノ・ワルターのライヴ録音の中でも とりわけ有名な演奏として 今さら知らぬ人もないほどのレコーディングですが、私 発起人が 小学校高学年の頃 何の事前知識も持たずに これを初めて聴かされた時には もうビックリして 思わず大声を上げてしまいましたよ。
 それは、何と言っても第1楽章、あの名旋律が上昇するところウィーン・フィルの弦セクションが思いきりポルタメントをかけるところ - 今なら味わい深く傾聴する個所ですが、これを初めて耳にしたときには それこそ周囲の音空間が一瞬 大きく歪(ゆが)んだようにさえ感じたものです、ホント驚いたなあ -。 あ、そうそう 忘れちゃイケません、一瞬の休符でワルター翁の 気合の鼻息が鮮明に聞こえるところなんかも傾聴ポイントですから(笑 )。

 ワルター自身、この異形なポルタメント効果を 同時期のニューヨークフィル(1953年 )、コロンビア交響楽団(1959年 )とのCBS/スタジオ録音時には採用していませんから、それゆえ この時のウィーンフィルとの 懐古的な演奏(実況録音 )のもつ 「歴史的一回性 」には さらに高い価値があるのです。
Bruno Walter Vienna Philharmonic ブルーノ・ワルター Bruno Walter CBS

 尚、この音源が70年代 最初にSONY(L.P.)からリリースされたジャケット解説には「1952年5月18日録音 」とのクレジットがありました。けれども 2004年ALTUSからリリースされた「全く同じ 」演奏が 「1956年6月24日録音 」 - と表記されていたため、はて一体どちらが正しい情報なのかと音楽ファンの間では騒然となったものでしたが、オーストリア放送協会が提出したデータが後者だったことから、これは今日では「ワルターがモーツァルト記念年(1956年 )に訪墺した年の演奏である 」との見解で 決着しているようですね。
 若い頃よりお世話になったSONY盤の存在には深く感謝しつつ、両盤を比較すると 音質もナチュラルなALTUS盤のほうに、今は 私 “スケルツォ倶楽部発起人 軍配を挙げたいです。

 ・・・この路線の話題で 次回も 続けてよいですか。

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