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GINZA Classsic ~ 山野楽器 クラシック名曲セレクション(YMCD-10001 )
▲ GINZA Classsic ~ 山野楽器 クラシック名曲セレクション(YMCD-10001) 表紙のイラスト


2016年 3月16日 夕方 - 銀座、山野楽器にて 
アーノンクール、サヴィーヌ・ドゥヴィエル・・・ 
そして ゲッツ / ジルベルト76( ! )


アーノンクール モーツァルト鋼機三大交響曲(Sony ) The Weber Sisters Getz Gilberto 76(Resonance)

 こんにちは、“スケルツォ倶楽部発起人です。今回は 近況報告を兼ねた、とりとめのない文章です。

 先週 - 3月16日 - のこと。時刻は すでに夕方 5時を過ぎ、その日は 久しぶりに都内で仕事を早めに終えた 私 発起人新橋駅を降りたら、やはり銀座までぶらぶら歩きたくなり、4丁目交差点脇の山野楽器本店へと自然に足が向いてしまいました。銀座は 私の若い頃の職場でしたから、懐かしさもひとしお。
銀座4丁目交差点
 夕暮れとともに 控えめにネオンが映え出す頃の銀座の風景って、ホント美しいですよね。この季節、すっかり日が延びて まだ仄明るい空・・・。 
 
 銀座山野楽器 を訪れるのは もう 3年ぶりくらいになるでしょうか、実に久しぶりです。この店は、私が高校生の頃から たいへんお世話になってきた思い出の場所です。
山野楽器
 
 高校時代、昼食を殆ど食べずに 貯め続けた小遣いはすべて 新しい音楽を聴くためのレコード代へと費やしていた、かつての私にとって、買うべき選択肢は廉価盤か中古盤しかありませんでした。
 けれど 年に一度だけ、お正月にお年玉を貰った時だけは ちょっぴり贅沢させてもらいましたよ。お年玉袋を大事に握りしめ 国鉄中央線の荻窪駅から地下鉄丸ノ内線を乗り継いで銀座までやってくると いつもなら地下から上がって 数寄屋橋ショッピングセンター内の中古盤店ハンターを物色するところ、そういう日ばかりは 数寄屋橋公園を抜けて 和光三越方角へと駆けたものです。その先にある 山野楽器で、オペラの全曲盤などを 思いきって購入したりしたものでした。

ファルスタッフ(バーンスタイン)CBS R.シュトラウス「サロメ」Decca_0001 ヴォツェック(ベーム)
 その当時 出会った懐かしの音盤たち - バーンスタインの「ファルスタッフ 」(ヴェルディ )とか、ゲオルク・ショルティの「サロメ 」(R.シュトラウス )、カール・ベームの「ヴォツェック 」(ベルク )など - はいずれも 高校生だった私の耳には 誠に感銘深く、決して忘れられません。

 さて、今回 久しぶりに訪れてみると、クラシックジャズとが同じフロアに集められてしまい、何だか売り場が とても縮小されてしまったような印象です。こうなる以前は( 売場面積は変わらぬ筈なのに ) もっと広くて在庫もさらに豊富だったような・・・ いえ、気のせいかもしれません。最近は なんでも新しい記憶ほど曖昧で、何ごとにも断固たる自信がありませんから。いや困ったものです。それでもクラシックのフロアには、正味2時間以上 滞店していたでしょうか。

ニコラウス・アーノンクール
 さて、先日の - あの 衝撃にも近い 驚きの訃報 を 聞いてから、まだ一週間ほどしか経っていなかった時期でしたが、私にとっては意外なことに、クラシックの売場には ニコラウス・アーノンクール のCD在庫が とても豊富な状態とは言えず、普通なら こういう時には店内の在庫を一か所に集め 「追悼コーナー 」などを設けたりするものではないでしょうか、クラシック専門の大型ショップでも 今はそういうことは あまりしないものなのでしょうか、アーノンクールほどの偉大な功績を遺したアーティストに対して ?  
 ・・・あ、でも もしかしたら 私が気づかなかっただけかも。店内の隅々まで よく見なければイケませんよね。 ― あるいは その日までの一週間でアーノンクール在庫は 殆どサバけてしまった後だったとか ? いや、もしそうだったら スミマセン、そこまでは 無責任にも 未確認で書いております。ご存知の方 もしくは関係者の方々、いらっしゃいましたら 状況や反論をどうかメールくださいね。

ヘンデル「メサイヤ」ニコラウス・アーノンクール(RCA)BVCC-37698 アーノンクール モーツァルト鋼機三大交響曲(Sony ) ベートーヴェン 交響曲第5番、第4番 アーノンクール(Sony)
 ・・・で、その日 私は アーノンクールの遺した名演の中でも 特に自分がお気に入りだった ヘンデルのオラトリオ 「メサイヤ 」を(すでに輸入盤では所有していましたが )国内仕様の再発BSCD2盤で買い直したり、 未だに未聴だった モーツァルト後期三大交響曲集ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとによる三度目の録音盤 )や、巨匠の「ラスト・レコーディング 」となってしまった ベートーヴェンの 交響曲(第4番 & 第5番 )などを、次々と買い物カートへと投げ入れたのでした。

Verdi Otello(1955)N.Y. Walhall
 オペラコーナーでは、大好きなマリオ・デル=モナコが タイトルロールの 歌劇「オテロヴェルディ 作曲 ) 」 - それも 1955年12月メトロポリタン歌劇場のライヴ録音だという Walhall盤を見つけ、デスデモーナレナータ・テバルディであるという記載をみつけると、ああ これがテバルディニューヨーク・デビュー録音なのかと ひとりふんふんと頷きます。指揮はフリッツ・シュティードリー、この人は マーラーウィーン国立歌劇場時代の助手でした。イヤーゴ役のレナード・ウォーレンこそ想定内でしたが、端役ロデリーゴを演じているのが 若きジェームス・マクラッケンエミリア役がバーンスタインマーラー第3交響曲(もちろん旧盤のほう )で ソリストを務めていたマーサ・リプトンなど、多彩な脇役の顔ぶれにも興味深々。ふふん、オトナ買いですよ。たまにはいいでしょ。
 
 そんなクラシックコーナーを歩き回っていた “スケルツォ倶楽部発起人、最後に サヴィーヌ・ドゥヴィエル & ラファエル・ピションという 比較的若い世代のアーティストによる 「モーツァルト:ウェーバー三姉妹 」(ERATO = Warner Classics )なる コンセプト・アルバムを思わせるタイトルとプログラムが 何となく気になって、聴いておこうかな と衝動買い。
The Weber Sisters
▲ これがですね・・・ 後日 聴いたら またビックリするほど素晴らしい内容だったので、近々 必ず記事にします。 ⇒ しました


帰りがけ ふと 何気なく・・・
 帰りがけに何気なく 同じフロアのジャズ・コーナーをのぞいてみたら、この日 最大の驚きが。
 なな なんと( ! ) スタン・ゲッツ / ジョアン・ジルベルト による 1976年( ! )サンフランシスコのキーストン・コーナーにおける貴重な未発表ライヴなる一枚(Resonance = キング KKJ-1014 )を「発見 」、思わず売り場で大声を上げてしまいました。
Getz Gilberto 76(Resonance)João Gilberto GetzGilberto 76

 ・・・1976年の録音ですよ ! 判る人(それは アナタ )にはお解りでしょう、1976年といえば スタンゲッツCBSと契約 ( 時期的には あの スヌーピー・ジャケットで有名な「チルドレン・オブ・ザ・ワールド 」を レコーディングすることになる 3年前 )、 かつて ヴァーヴの名作「ゲッツ / ジルベルト(1963年録音 )」以来、13年ぶりにジョアン・ジルベルトとの - 不仲だったとされたゆえに 当時は奇跡的とも言われ、もしや ゲッツのソロ・パートは 別の日にスタジオに入って 上書き録音された オーヴァーダビングだったのでは との疑惑説(今となっては 笑 ) さえ噴出した - あの再共演のレコーディング (The Best of Two Worlds featuring Joao Gilbert(邦題「ゲッツ / ジルベルト・アゲイン 」 SRCS-7165 )を 行なったのと同年ではないですか。
「ゲッツ/ジルベルト」(Verve) Stan Getz_The Best of Two World feat. Joao Gilbert (CBS )
▲ (左から )ゲッツ / ジルベルトVerve 1963年 )、ゲッツ / ジルベルト・アゲイン CBS 1976年 )

 遠い島国の音楽ファンに過ぎぬ私たちの情報収集力など取るに足りません、やはり限界があるなーと感じる瞬間です。レコーディングされた記録を追いかけ 耳を傾けるだけでしか アーティストの演奏活動やネットワーク情報などを把握できないからです。少なくともネットが存在しなかった70年代当時となれば尚更・・・。
 ああ、それにしても この二人の共演を ライヴ録音で 聴けるというだけで 激しく興奮しつつ もう迷わず購入しましたよ ( 尤も 帰宅して真っ先に ディスクをかけてみたら、一番期待したナンバー 「三月の雨 Águas de Março 」には ゲッツは参加していなかったことを知り・・・ はー 残念 ! )。
 もとい、それでも この貴重盤の価値の大きさには変わりないです。こちらについても また感想文を ぜひ書きたいものです - って、いつになるのかな ?


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