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Tuba mirum
妙なるラッパのファンファーレ
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舞台裏から金管の音が聴衆の耳に届くまで。
ベルリオーズ 「レクイエム 」 、
マーラー「復活 」の魅力的サウンド・スケープ・・・



   「はい。 では、ベートーヴェンに続いて、今度は ベルリオーズファンファーレと言えば ? 」
   「そうだなー、『ラコッツィ行進曲 』とか ? 」
   「 はー(タメイキ )・・・アナタね、さっきまでベートーヴェンの『フィデリオ 』や『レオノーレ序曲 』を聴きながら ステージから離れた舞台裏のファンファーレ効果について 自分から話題にしてたんだから、そのレールに乗らなきゃ でしょ 」
   「 ? 」
   「あのさ、ベルリオーズファンファーレを聴くなら、あの『レクイエム 』を お忘れでないこと ? 」
   「わ、そうだった !  オレとしたことが『怒りの日Dies Irae 』のファンファーレトゥーバ・ミルム Tuba Mirum 』 を ついうっかり忘れてた ! 」
   「ふふん、“うっかり”じゃなくて“すっかり”だったんじゃないの ? 」
ベルリオーズ
▲ エクトル・ベルリオーズ

   「・・・気を取り直し。ええと、ベルリオーズが晩年 その生涯を振り返った際、自身の代表作の筆頭として 『レクイエム 』 を選ぶほど執着していたエピソードは有名。 『もし 一曲を残して 他の全作品を破棄するよう迫られたら レクイエム だけは残したい 』 と 語ったという言葉は よく知られている 」
   「 『ファウストの劫罰 』 も 『ロミオとジュリエット 』 も 『トロイの人々』 も -  全部 捨てちゃうってゆーの ? 」
   「そう、レクイエム を 残すためだったらな 」
   「じゃ 幻想交響曲 も・・・ ? 」
   「そう言ったんだってさ。ベルリオーズ自身が ! 」
   「うっひゃー ・・・ もったいないわねー 」
   「オレもそう思うよ。 でも 結局そうならなくて よかったじゃん(笑 ) 」
   「ベルリオーズって 標題音楽への志向が やたら強かったじゃない、幻想とか 「イタリアのハロルド 」とか。その劇性を好む傾向ったら、初期ロマン派の典型でもあるけど。だから 『レクイエム 』 の中でも 特に力が入ってる 『怒りの日 』 って、ベルリオーズキリスト教の『世界の終わり 』と『最後の審判 』を描いた 新約の『ヨハネ黙示録 』の世界を、音楽で描写することが目的だったんじゃないかなーって、わたし思うんだ 」
   「ふんふん、たしかに『世の終わり 』を告げる天使のラッパの描写など 怖くなるほど素晴らしい。ホルン以外の金管楽器が四組のブラス・バンドに分かれて、演奏会場の四隅からファンファーレを立体的に演奏するようにと指定されてる 」
   「オーケストラの西側からは、トランペットとトロンボーンがE♭を 」
   「2小節遅れて 北側からコルネットとトロンボーンが三度上のGを 」
   「さらに2小節遅れて 東側からトランペットとトロンボーンが五度のB♭を 」
   「そして最後は 南側からトランペット、トロンボーン、チューバ(オフィクレイド )による減七度D♭が加わると、四隅四方向から大音響で鳴り渡るファンファーレが 演奏会場全体を壮大な音の伽藍で包み込む 」
   「けれど まだそれでも 終わらないのよね 」
   「そう、何とこれに 八対16台ものティンパニ、十対のシンバル、四つのタムタムが思いきりフォルティッシモで打ち鳴らされ、預言どおり地上の災禍 = 大地震の轟(とどろ )きを描写する。この場面のヤバイほどの凄さは、初めて聴いた小学生の時には ホント衝撃で震えたものだ 」
   「鉄道のガード下か - って感じ ? 」
   「こら、そんな矮小な比較をするんじゃない。規模は世界の終わりスケールなんだから。 まだ地震の轟きが止まぬうち 指定200名以上の合唱団が、遂に降臨した審判者=キリスト・イエス の玉座への着座を告げる・・・ 」
最後の審判_キリスト降臨

   「その直後に突然訪れる静寂も なんだか猛烈にコワいわよね 」
   「録音場所もフランス将兵追悼式典が催されたパリ廃兵院(アンヴァリッド )で、1837年初演当時の演奏規模を再現した、レナード・バーンスタイン / フランス国立管弦楽団 他(CBS )盤を推薦します ! 」

ベルリオーズ「レクイエム 」Grande Messe des Morts_CBS 79205 (2) Bernstein 1975 CBS (2)
ベルリオーズ 作曲
「レクイエム 」 Grande Messe des Morts Op.5
レナード・バーンスタイン Leonard Bernstein 指揮
フランス国立管弦楽団 Orchestre National de France
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団 / 合唱団
Orchestre Philharmonique et Choeurs de Radio France
録音:1975年 9月 パリ、アンヴァリッド(廃兵院 )サン・ルイ教会
原盤:CBS - 79205 (2枚組 ) 写真は国内L.P.盤(SONY / 50AC-103~4 )


   「じゃ、今度は ベルリオーズの『レクイエム 』とマーラー『復活 』の共通点を述べよ と言ったら ? 」
   「って、相変わらず唐突だなあ・・・ どちらも 『ヨハネの黙示録 』の“世界の終わり”をテキストにしている点ではないかな。 人類の贖罪のため 十字架上で亡くなったキリスト・イエス再び降臨する前に、世界は飢餓や疫病などといった夥しい災禍に見舞われ、さらにサタン神の軍勢との地上戦争も起きる。その最終戦争ではが勝利するものの世界は滅びてしまう。天使が吹く終末のラッパを合図に、審判者キリスト・イエスが降臨 - 最後の審判が始まる 」
   「テキストとなる聖書の話はもういいからさ、音楽的な共通点を述べよ っつーの 」

グスタフ・マーラー
   「マーラー第2交響曲『復活 』終楽章に聴ける 終末のラッパの部分が複雑なポリリズムになっている点、それは音響空間を生かす効果 - とでもいったらよいのか、まさしくベルリオーズが 聖書からの同じ場面 『最後の審判 』を描いた音楽的発想に とてもよく似ているではないか 」
   「ふんふん 」
   「『復活交響曲の終楽章で、マーラー舞台裏に離して配置した4本のトランペットは 互いに異なる方角から響いてくるよう指定されている。しかも その神秘的なファンファーレは、ステージ上で 静かに飛翔する夜鶯を思わせるピッコロとフルートの動きと絶妙に重なる 」
   「ここでマーラーは、なぜ夜の鳥の囀(さえず )り を描写したのかしら 」
   「そうだなー 新約聖書の『マタイによる福音書第25章第1~13節 - キリスト・イエスが語ったとされる 『天国の寓話 』がヒントになっているのではないかと思うんだな 」
   「あー、いつ到着するか わからない花婿の一行を 灯火(ともしび )の油を切らさずに真夜中も目を覚まして待ち続ける 賢いメイドたちのたとえ話でしょ 」
   「そう。到着する花婿とは もちろんこの世に再臨して審判を下すキリスト・イエスの寓意 」
妻   「その場面もバーンスタイン(D.G.)盤で聴いてみようよー、わくわく 」
Deutsche Grammophon 423 395-2 Bernstein_Mahler_CompleteⅠ
マーラー
交響曲第2番ハ短調「復活 」
レナード・バーンスタイン Leonard Bernstein 指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック New York Philharmonic
録音:1987年4月 ニューヨーク、エイブリー・フィッシャー・ホール
原盤:Deutsche Grammophon 423 395-2



   「そういえば マーラーって 交響曲ファンファーレ登場させること、すごく多いよね 」
   「第1交響曲(愛称『巨人 』 )第1楽章、森の奥深くから聴こえてくる狩猟のファンファーレは重要だよ。これは、サウンドスケープ理論で有名なマリー・シェーファーによって 『記憶のホルン The Horn of Memory 』( 『世界の調律 』鳥越けい子 / 訳、平凡社 ) と名づけられた、マーラー作曲当時にして すでにノスタルジックな田園イメージを都会人に喚起させるサウンドで、最初 遠くからクラリネットで柔らかく現れ、次に舞台裏のトランペット、そしてホルンと、繰り返し金管で登場するたび その音量もスケールも肥大してゆく工夫が興味深い 」
   「第4楽章になると、このファンファーレが再現されて高らかにクライマックスを築き、そして とうとうコーダの手前ではホルン奏者が一斉に立ち上がるという視覚的効果も大きいのよね 」
   「そうそう、ホルンの立奏と言えば、クラウディオ・アバドベルリン・フィルに就任して間もない1989年頃、このマーラー第1交響曲のリハ中、ホルン奏者にフィナーレで 『起立するのは もはや時代遅れ。ベル・アップ程度で十分 』と提案している映像を観たことがあるよね 」
マーラー:交響曲第1番 アバド/ベルリン・フィルハーモニー
マーラー
交響曲第1番 ニ長調
クラウディオ・アバド Claudio Abbado 指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berliner Philharmoniker
録音:1989年12月 ベルリン
原盤:D.G.(POCG-4170 )


   「次。巨大な第3交響曲は、出だしからフォルティッシモで8本のホルンがユニゾンだよ 」
   「これは、夏が目覚める『起床合図 Der Weckruf ファンファーレ。合いの手を入れるようなスネア・ドラム他 パーカッションの決然とした強打も格好いい 」
   「この長大な第1楽章は 所々で何種類ものファンファーレがあっちこちで炸裂するし、葬送行進曲から労働者行進曲(曰く R.シュトラウス )まで目まぐるしく曲調が変化するし、挙句の果てにスネア・ドラムのマーチング・リズムまで乱入してくるし、ってまったく忙しいわよね 」
   「個性的なスケルツォ第3楽章に登場するポストホルンの 美しい信号風ファンファーレに要注目。作曲者自身の手稿には『遥か遠方から 』の『郵便馬車の御者 』 と自筆で書かれているそうなんだけど、そんな 広い音響空間サウンドスケープ )を意識させるのは、いつものマーラーらしい常道のテクニック 」
   「会員の皆様に オススメするディスクは ? 」
   「うーん、やはり ウィーンの管で聴きたいかな 」
マーラー 交響曲第3番_ブーレーズ DG
マーラー
交響曲第3番 ニ短調
アンネ = ゾフィー・フォン・オッター (メゾ・ソプラノ )
ハンス・ペーター・シュー (ポストホルン )
ピエール・ブーレーズ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン楽友協会女声コーラス、ウィーン少年合唱団
録音:2001年 2月 ムジークフェラインザール
原盤:Deutsche Grammophon (UCCG-90453 )


   「そんな第3シンフォニー第3楽章と言えば、昨年(2015年)12月のN響定期公演で シャルル・デュトワが この大曲を振った時のこと。舞台裏でポストホルンを吹く予定だったソリストが 急病で出演できなくなっちゃったんだって 」
   「え、そんな。本番の間際になってから ? 」
   「でも大丈夫。急きょ トランペットの1番パートを受け持っていた 菊本和昭さんが 第3楽章ポストホルン独奏も 兼務で掛け持つことに。前楽章の合間、スマートに舞台裏へ移動すると、森閑とした遠景から響いてくる 透明で美しいソロを披露。素晴らしかったわよ 」
   「へえー 菊本さん、凄いな 」
   「終演後には指揮者のデュトワから 『君が今夜のMVPだ 』とばかりに 抱きしめられていたのが印象的だったわね 」
菊本和昭氏とシャルル・デュトワ(N響定期より)

   「・・・ってオマエ、そのコンサート 行ったのか 」
   「ううん、まさか。TVで観たんだよ NHK - Eテレクラシック音楽館
   「その録画って -  」
   「あ、もう消したからね、だってアナタ 自分で予約だけはするくせに 全然観ないじゃん。内蔵HDD ったら すぐ一杯になっちゃうんだから 」
   「 - ムムッ (絶句 ) 」

菊本和昭(NHK交響楽団)
▲ 菊本和昭氏 (NHK交響楽団 )に 大きな拍手

   「さらにマーラー第4交響曲でも ファンファーレを重要な場面で 機能的な暗示として用いるのよね 」
   「第3楽章の『天国の門が開くファンファーレも有名だが、当ブログ的に注目すべきは、やはり第1楽章なんだな 」
   「ふんふん 」
   「四本のフルートによる清冽な『夢のオカリナ(アドルノ ) 』に続くパート、トランペット奏者によるクライマックス風な明るい『目覚めのファンファーレ 』から その後 第5交響曲の冒頭にも同じ調性で再登場することとなる 有名な葬送行進曲のファンファーレが、弦セクションの大波の中から 姿を現すところ -  」
マーラー 交響曲第4番ト長調 バーンスタイン_CBS

マーラー
交響曲第4番 ト長調
レナード・バーンスタイン Leonard Bernstein 指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック New York Philharmonic
レリ・グリスト Reri Grist(ソプラノ )
録音:1960年 2月 1日 ニューヨーク、セント・ジョージ・ホテル
原盤:CBS(SONY SRCR-2193 )


   「あ、そういえば アナタのオリジナル・連載ストーリータイタニック船内サロンにおけるG.マーラーを追悼する架空の音楽会 』 の中でも、タイタニック号に乗船している楽師たちが 船内サロンで マーラーの第4交響曲の第1楽章を 室内オケ編成で演奏しようと いろいろ 仲間内で モメちゃうシーン(笑 )が あったよね 」
   「あ、まさか 本当に読んでくれていたんだね。うう・・・うれしい 」
   「管楽器奏者が足りなくて、演奏に飛び入り参加することになるトランペット奏者マルティン・クレッツァー 君は 船内では時刻や食事の支度ができたことなどを知らせる 若い船内ラッパ手。ストーリーでは、サロン・ステージから 距離を置いた場所で ファンファーレを吹奏していたじゃない 」
   「そう。そこは マーラー音響空間を重視していたことに敬意を表して書いたところなんだ。トランペットの旋律は、地上では追悼を意味する告別のファンファーレなんだけど、天国では歓迎一色の明るい目覚めの旋律に差し替えられているんだよ -  」
⇒ タイタニック~ 」 第7回「交響曲第4番 ト長調 室内楽版」 by “スケルツォ倶楽部発起人

   「そして いよいよ次は トランペット一本ファンファーレで始まる 第5交響曲 嬰ハ短調ね 」。
バーンスタイン_ウィーン・フィルマーラー第5
マーラー
交響曲第5番 嬰ハ短調
レナード・バーンスタイン Leonard Bernstein 指揮
ハンス・ガンシュ Hans Gansch (トランペット )
ウィーン・フィルハーモニー
録音:1987年 9月 フランクフルト
原盤:Deutsche Grammophon


   「この交響曲の冒頭、葬列の開始を告げる 有名な三連符のアウフタクトマーラーの指定では『軍隊式ファンファーレのように 』吹け - って 」
映画「マーラー」(ケン・ラッセル )1974年 映画「マーラー」(ケン・ラッセル監督 )1974年
   「あ、それじゃ ▲ ケン・ラッセルの映画『マーラー 』の中で 棺に閉じ込められちゃったマーラーが (映画の中では“軍人”という設定の )ワルター・グロピウスが率いる 軍楽隊の葬列で 火葬場に運ばれようとする途上、棺から出たがって泣きながら必死にもがくという悪夢なシーンの音楽は、あれでよかったわけね(笑 ) 」
   「よかったのかどうかは・・・ ? ケン・ラッセルについては また改めて。 」

   「そう言えば ハイドン交響曲第100番『軍隊 』第2楽章に登場する軍楽隊のファンファーレの出だしって、マーラーと半音違いの音程ながら 殆ど同じトランペットの三連符で始まっているよね 」
   「そう。あそこは“軍隊”すなわち“戦争”を象徴するアイコンでもあるんだな。当時 革命フランス軍の脅威に晒されつつあったオーストリアから ザロモンの招きに応じてロンドン楽旅中だったハイドンが『来たるべきナポレオン戦争を英国の聴衆に警告したもの金子建志氏による )』 だったと解釈する人もいるくらいだから 」
ミンコフスキ(Naïve )のロンドン・セット Mendelssohn_ Herreweghe_ Harmonia Mundi_Sommernachtstraum
▲ (左 )ハイドン交響曲第100番「軍隊 」 ミンコフスキ / レ・ミュジシャン・デュ・ルーブル(Naïve )
(右 )メンデルスゾーン劇音楽「真夏の夜の夢 」 ヘレヴェッヘ / シャンゼリゼ管弦楽団 (harmonia mundi FRANCE )


   「そして誰もが比較する、メンデルスゾーンの『結婚行進曲( 『真夏の夜の夢 』 )』の有名なファンファーレもまた - 」
   「そう、トランペットの三連符で始まっている。ムムッ、やはり“結婚”の実体が 実は“戦争”の隠された開始であり、また人生の“葬送”を告げるものでもあるという そんな深い真実象徴しているのかも・・・ 」

   「ええと、話題を変えたらどうかしら 」
   「そうだな - それでは たしか 2000年頃に聴いた マーラー演奏の 個人的な記憶から 」
   「 ? 」
   「仕事を終えて帰路 車を走らせながら、何気なくNHK-FMのスイッチを入れたところ 車中のラジオからマーラーの豊かな音響が流れ出してきたことに驚き、思わず音量を上げ そのまま聴き入ってしまった。それは、ケント・ナガノベルリン・フィル(その他ソリストと合唱団 )を指揮した、マーラーの初期作品「嘆きの歌 」を演奏した、どこかのヨーロッパのコンサートの実況録音だったのだが、そりゃ もうたいへんに充実した素晴らしい演奏内容だったという鮮明な記憶が残っているんだ 」
   「ふんふん 」

ケント・ナガノ マーラー「嘆きの歌 」(初稿版 )ケント・ナガノ(Erato )盤 
   「 - その時FM放送で聴いたベルリン・フィルによる『嘆きの歌 』、その凄さの片鱗は ハレ管弦楽団とのスタジオ録音盤(1997年、Erato 写真右 )でも ある程度 しのぶことはできるのだが、婚礼の喜びを歌う合唱が舞台裏に配置されたバンダのオーケストラによるファンファーレへと突然引き継がれた瞬間の映像的な鮮烈さ といったら、まるで目の前の出来事が急に遠くのカメラワークで別の視点から撮り直されたのを眺めるような効果だった。本当にその演奏は凄かった。ああ、もう一度 あの時のパワフルなベルリン・フィルのライヴ・テープを聴けたらなー 」
   「って 何言ってんのよ、感動は一度だけ でしょ。もし同じ録音を聴けたとしても、『あれ ? 変だなー、もっと感動的な演奏だったのに 』 なんつーことになるのが 関の山。エラート盤でガマンして、アナタが体験した感動の思い出のほうを大事になさい 」
   「よし。では また次回。 」
妻   「あ、アナタは 次回も まだファンファーレの話題を続ける気 ? 」
   「安心してください。 もちろん 続けます ! 」
妻   「・・・ 」

⇒ 次回 その5 に続く。。。

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