本記事は 4月14日「 注目記事ランキング クラシック音楽鑑賞 」で 第1位 となりました。
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ハルサイとか聴いてるヤバい奴はクラスで俺だけ。<配信限定>
▶ ナクソス・ジャパン公式サイト アルバム情報

 こんにちは、“スケルツォ倶楽部発起人(妻のほう )です。
 「ハルサイとか聴いてるヤバい奴は クラスで俺だけ 」という ダウンロード配信アルバムがあるそうです。ストラヴィンスキー不朽の名曲「春の祭典(愛称ハルサイ ) 」初演から100周年記念の年にあたる2013年、ナクソスの日本代理店であるナクソス・ジャパンによって企画された コンピレーションでした。

 それは「架空の男子中学生の心象風景を描いた挿話 」というストーリーに基づいて選曲され、思春期男子特有の いわゆる「中二病心理 をくすぐる 」通過儀礼的キーワードたち 「孤独、自意識、宇宙、神、死、前衛、反逆 」を満載、「音楽史という名の“青春の黒歴史”に捧げる、恥ずかしくも愛しい音楽 」 なるキャッチ・コピーもそのまま、「パンク や ヒップホップ だけじゃなかった」斬新にして新鮮な(発信者の )視線さえ感じる 好企画アルバムです。

ハルサイとか聴いてるヤバい奴はクラスで俺だけ。
▼ ちなみに、この興味深いアルバムに収録された楽曲たちは 以下のとおり。
1. アルフォンソ10世編纂によるカンティガ集 第77 / 119番
  ミヒャエル・ポッシュ / アンサンブル・ユニコーン
2. J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番から「シャコンヌ 」
  イリヤ・カーラー (ヴァイオリン )
3. R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき 」
  ズデニェク・コシュラー / スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
4. サティ:ヴェクサシオン
  クララ・ケルメンディ (ピアノ )
5. アイヴズ:答えのない質問
  ジェイムス・シンクレア / ノーザン・シンフォニア
6. ストラヴィンスキー:「春の祭典 」 (1913年版 )
  ロバート・クラフト / ロンドン交響楽団
7. オルフ:「カルミナ・ブラーナ 」から「全世界の支配者なる運命の女神 (フォルトゥナ ) 」
  マリン・オールソップ / ボーンマス交響楽団、ボーンマス合唱団
8. ケージ:プリペアド・ピアノによる「危険な夜 」から第6曲
  ボリス・ベルマン (ピアノ )
9. メシアン:トゥーランガリラ交響曲から「第3楽章 」
  アントニ・ヴィト / ポーランド国立放送交響楽団
10. グラス:ヴァイオリン協奏曲から 第3楽章
  アデレ・アンソニー (ヴァイオリン・ソロ )
  湯浅卓雄 / アルスター管弦楽団
11.ヴィエルヌ:「ウェストミンスターの鐘 」
  アンドリュー・ルーカス (オルガン )
(C) 2013 Naxos Japan, Inc. / (P) Naxos Rights International, Ltd.
ダウンロード配信限定 : NJ-CP13005、JAN:4582218182380


NAXOS PV ▼ こちら


 ・・・ですが、ここまでお読みくださった会員の方には 申し訳ありません。実は 今日の話題は - このナクソス・ジャパンさんの秀逸なアルバム・タイトルにインスピレーションを得たことは 間違いないのですが - このコンピ・アルバムの中身についてまで、これ以上 深めてゆくつもりはありませんのよ、ごめなさーせ (笑 )。 
爆笑スヌーピー

  - そうなんです。 もうお察しのとおり、かつて重症な「クラヲタ 」中学生 だったに違いない わが「 」 - “スケルツォ倶楽部発起人 自身に、当時の思い出ばなしを 語らせようという、こちらが主旨なんです。

スケルツォ倶楽部_シュローダーとルーシー
わたし  「そういうわけで、アナタ よろしくね 」
     「って、何がよろしくなんだか わからないけど、まあいいや。オレが私立の男子中学校に通学を始めた1975年頃には すでに持病の 『クラヲタ 』 もかなり進行していて、もう重症だった。 クラシック音楽を聴いてるような、そんな奴は ホント 『クラスで俺だけ 』 で、自分と話題が合うクラスメートも周りには皆無だった 」
わたし  「あら、可哀そうに。本当は寂しかったのよね 」
     「いや、全然。音楽について考えていれば 脳内にアドレナリンが横溢してくるので、今にして思えば、もし 『孤独 』 だったとしても 独りでいることを 余裕で楽しんでいられたな。暇さえあれば まだ聴いたことのないマーラーの交響曲について ああ、7番って 一体どんな曲なんだろうとか 延々と考えていた、1975年当時のこと  - 」
わたし  「ふんふん 」
     「でも 現代(いま ) みたいにYou Tubeなどで 手軽にネット検索した音楽を聞けるなんていう時代じゃなかったから、もし特定の音楽を聴きたいと思っても、それを演奏するコンサートに行くかレコードを買うかTVラジオで聴くか - それしか選択肢が無かった 」
わたし  「コンサートに行く という選択肢は、中学生には考えられないわよね 」
     「経済的に無理、無理。とても裕福とは言えない家庭だったし。L.P.レコードだって、当時はドイツ・グラモフォン ( ベーム、カラヤン、アバド、アルゲリッチ etc. )の L.P.レコードが 一枚2,400円 - 

ベーム ウィーンフィル_ブラームス カラヤン 間奏曲集 DG プロコフィエフ、ラヴェル ピアノ協奏曲 アルゲリッチ アバド ベルリンフィルDG

     「CBSソニーの 名盤旧譜再発 ベスト・クラシックシリーズワルター、セル、バーンスタイン、ブレーズ、ホロヴィッツ、グールド etc. )が一枚2,200円と、小遣いを貯めて月に一枚、もしくは1,000円前後の廉価盤を 二枚程度買うのがやっと 」

バーンスタイン&D.F=ディースカウ(CBS )L.P. ショパン「英雄ポロネーズ」ホロヴィッツ(CBS) グールド ブラームス 160×160

わたし  「その代わり 購入してきたレコードはさぞ大事に聴いたんでしょ 」
     「そう。繰り返し、文字どおり擦り切れるほど 何度も何度も聴いた。新しく購入したレコードは その一枚一枚が本当に宝もの だったから、たとえば ワルター / ニューヨーク・フィルの 『復活(マーラー ) 』 を買ってきた日なんかはうれしくて、興奮のあまり枕元に置いて寝たほど 」
わたし  「(笑 ) 」
「気分がふさいでいるときは、いつも 新しいレコードを何枚か買うことにしてるんだよ 」 CBSーSony ワルター、ニューヨーク・フィル『復活(マーラー )

     「レコードもそんなにたくさんは買えないし、そうすると あとはTVやラジオで放送されるのを待つしかなかった。新聞のTVラジオ欄や週刊FMなどで放送予定を調べ、それこそ目を皿のようにして聴きたい楽曲の掲載を探す日々・・・ 」
わたし  「でもFMラジオのクラシック音楽番組は、今より当時のほうが 充実していたんじゃない 」
     「うーん、そうだな。NHK-FMでは 主にオーストリア放送協会提供によるヨーロッパの一流演奏家によるコンサート・ライヴが毎晩聴けたのは 貴重だった 」
わたし  「フィッシャー=ディースカウポリーニによる『冬の旅 』とかね 」
     「そうそう、特にF=D & ポリーニ共演は レコードでは聴けない顔合わせの筆頭だった。と言っても、個人的に 『冬の旅 』 放送は、当時聴き逃してしまったことに気づいて、後悔のあまり ひっくり返って 悔しがったものだったんだが 」
詳しくは こちら ⇒ フィッシャー=ディースカウ + ポリーニ、歴史的 「冬の旅 」、正規盤 遂にリリース !
マウリツィオ・ポリーニ(ポリグラム資料) D.F=D - コピー

わたし  「あの時代、民放のFM放送 (関東地方 )は、1985年まで FM東京 一局しかなかった代わり、じっくりと音楽そのものをステレオで流してくれる 質の高いクラシック音楽番組が多かったんでしょ 」
     「そう。平日の夜には たとえば 服部幸三さん の 優しい語り口による案内で バロック音楽専門のプログラム があったり、別の曜日にはTDKが 来日演奏家のコンサート・ライヴを毎週放送してくれていたし、さらに別の日には キング・レコードロンドン(デッカ )レーベル新譜を気前よく全曲まるごとかけてくれるという番組もあった、しかも毎週だよ 」
わたし  「へえ、楽しそうね 」
     「そう言えば クラシックの番組じゃないけれど、FM東京には ニューヨークの有名なライヴハウス、ボトムラインから ロックやフュージョン系ミュージシャンの臨場感ある実況ライヴ録音を放送してくれていた番組もあったな 」
わたし  「わー、そのプログラム 萌えるわね 」
     「まあ今 思えば、音楽を愛する中学生にとって 当時のFMラジオは 誠に ありがたかった、今では想像できないほどね 」
わたし  「って、こんな感じで この話題を、 しばらく 続けてみないこと ? 」

アルゲリッチとアバドのアウトテイク(D.G.)

・・・ つづく !

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